助けて…容疑者、直前に50通超メッセージ

 東京・三鷹市で高校生・鈴木沙彩さん(18)が殺害された事件で、逮捕された池永チャールストーマス容疑者が事件直前、鈴木さんの部屋に身を潜めながら、友人に50通以上のメッセージを送っていたことがわかった。
 池永容疑者は事件当日の午後、鈴木さんの自宅に侵入して、部屋のクローゼットで待ち伏せしていたとみられている。池永容疑者の友人は日本テレビの取材に対し、事件当日の午後1時半以降、池永容疑者から携帯電話でメッセージが届いていたことを明らかにした。
 午後2時13分「ふんぎりつかんから かなりストーカーじみたことを している」
 午後2時14分「そのつもりはなかったけど なんやかんやで押し入れの中」
 午後2時15分「元カノの家の押し入れにて」
 午後2時18分「まだリスクは 背負いたくないんだ」「神様反省してるので 助けてください」
 午後2時30分「出たいよ」「詰みだわ」
 メッセージは午後2時半までに50通を超えたが、この友人は池永容疑者の冗談だと思っていたという。
 最後のメッセージから約2時間半後に池永容疑者は帰宅した鈴木さんを襲ったとみられており、警視庁は詳しい経緯を調べている。