拘束の中国紙記者、記事はねつ造だった? 日刊紙、釈放要求から一転「謝罪」  中国広東省の日刊紙「新快報」の陳永洲記者が建設機械大手「中聯重科」の不正疑惑を報じ、公安当局に身柄を拘束されていた問題で、陳記者が第三者からの報酬を受け取って書かれたねつ造記事だと認めた。

これを受けた形で、2013年10月27日付の同紙1面に「深いおわび」が掲載された。
 新快報は23、24日付の1面では釈放を求める異例の記事を掲載していたが、一転反省の意を表明した。
 ただし情報や報酬を誰から受け取ったかは明らかにされていない。突然の謝罪劇の裏側には、報道や言論の締め付けを強めている中国共産党が、体制批判が強まる前に事態を沈静化させる意図があったとの見方もある。


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