時速４８キロ制限のカーブを１３１キロで突入 ＮＹ列車脱線事故 【ニューヨーク＝黒沢潤】米ニューヨーク市ブロンクス地区で７０人以上の死傷者を出した列車脱線事故で、米運輸安全委員会（ＮＴＳＢ）は２日、記者会見し、列車が時速４８キロに制限されている左カーブにさしかかった際、走行速度が約２・５倍の時速約１３１キロに達していたと発表した。
列車の運転士は事故直後、ブレーキをかけようとしたが、減速できなかったと証言。ＮＴＳＢは会見で、脱線事故がブレーキの故障か、人為的ミスによるものかの判断は示さなかった。事故原因を特定するには１週間程度かかる見通し。
一方、在ニューヨーク日本総領事館によれば、事故で軽傷を負った乗客の中に、日本人女性（２８）が含まれていたことが分かった。頭を強打し、病院で検査を受けたが、異常はなく帰宅したという。
一方、在ニューヨーク日本総領事館によれば、事故で軽傷を負った乗客の中に、日本人女性（２８）が含まれていたことが分かった。頭を強打し、病院で検査を受けたが、異常はなく帰宅したという。