[4]
漆黒竜帝カライト
02/18 15:52
>>2
いいだろう、教えてやる
まず、俺は殺気を放ちながらトビの跡を付けた。すると奴は路地裏に入り込み、俺に「何の用だ。」と語りかけた。
俺は拳で理由を伝える
右拳を握り、捻りを加えながら奴の鳩尾に放つ
「そういうことか……」
奴は俺の拳を左手の人差し指で止め、悠々と呟く
「命知らずめ……この程度の実力で俺に刃向かうか……!!」
トビの体からエネルギーが吹き出し、蒸気のように立ち上る。これは、闘気か。匿名掲示板で名前を出し、叩かれても屈しない強靭な精神を持つ俺達コテのみが扱えるオーラ。しかしこれほどの闘気、 抑え込んで生きるのはさぞ辛かったことだろう……
「俺が終わりにしてやるよ」
「貴様ごとき小物が生意気言ってんじゃねぇ。死にたいようだな」
「ほう、殺す気はなかったのかな?」
「あ゙ぁ?」
「私は……初めから殺す気だったのだがね!!」
俺はトビ同様全身から闘気を放つ。ただし、殺気の入り混じった濃密な闘気を
「なんだ、それ……」
「どうやらお前は人を殺したことがないらしい……残念だよ。現最強のコテだと期待していたのに。」
「う、おおおおお!」
トビはオーラを高めながら、素早く且つ正確に右拳を放つ。
「乗せられたらことにも気づかず、単調な攻撃を繰り出すか……愚かな。」
私はトビのストレートを後ろに交わしながら右拳にオーラを集約し、奴の伸びきった右肘に振り下ろす。
「な、ぐ…………!」
奴の右腕は肘から無くなり、激しく血が吹き出す。
この程度か
「どうやらお前は闘気を纏った相手と本気の殺し合いをしたことがないようだな。」
「そんなこと、あって、たまるか……」
トビは苦痛に悶えながら、不様に声を振り絞って答える
「興醒めだな……もはやお前に興味はない」
私は濃密な闘気を更に高め、ビルのようにオーラを立ち上らせる。この程度の相手に技術はいらない。力押しでいかせてもらおう
「消えてもらうぞ……」
「う、うぉおおおお!」
トビは最後の力を振り絞り、あらんかぎりのオーラを放つ。……この程度か
私は退屈な戦闘に冷めながら、せめてもの情けとして竜のようにオーラを形作り、放つ
「神黒、闇龍波(笑)」
私の放った竜は、トビの脆弱で薄っぺらいオーラを一瞬で咀嚼し、消し潰した。あっけない
「もう私と戦えるものはいないのか……」
私は肉片一つ残らない路地裏を見つめ、そう呟いた
これが俺とトビの戦いの結末だ。
俺の圧倒的勝利だったな!
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