バラエティ番組『TOKIOカケル』の人気コーナー「声に出して注文したい料理店」で、MCを務める山口達也にあるドッキリが仕掛けられた。山口にはゲストにV6の坂本昌行と長野博が登場すると伝えられていた。しかし実際にゲストとして出てきたのは、坂本と少年隊の東山紀之だったのである。
この日の特別ルールとして、読み方を間違えた人に対して山口がハリセンでお仕置きをすることが事前に決まっていた。そのため山口は激しく動揺。「誰に怒りを向けていいのか?」と口にするも、大先輩の思わぬ登場で一気に緊張が高まる。そんな中でコーナーが始まり1問目が出題されたが、なんと東山が不正解を出してしまう。山口はハリセンを手に意を決して東山の頭を叩いたが、すぐにお詫びの土下座をすることとなった。次の問題に移った時のことだ。解答中のトークで坂本が「TOKIOは1人のボケに対して全員でツッコミを入れてくれるが、V6は基本的に1人がスベったら放置プレイ」とバラエティ番組に臨むスタンスの違いを話し、和やかなムードだった。そして山口が不正解者をハリセンで叩く時に事件が起こった。
山口はこの問題唯一の正解者である国分太一にお仕置きをしてしまったのだ。普段ではあり得ないミスに、山口もただただ平謝りを繰り返す。そんな状況に東山が「この番組は正解してもしなくても叩かれる」と見事なツッコミを入れ、一同は大爆笑に包まれ次の問題へと進んだ。
この日、坂本と共演している舞台の告知で出演した東山だったが、全問不正解という結果となってしまい「今回ちゃんと宣伝になってる? 俺がバカだと思われただけじゃない」と最後に本音をぽろりと漏らしていた。
まさかの東山紀之の登場というドッキリと大先輩の頭を叩くことで緊張が増した山口は、正解者が誰かわからなくなるというミスを犯してしまったが、そこにジャニーズの先輩後輩関係の厳しさを感じさせてくれた。それと同時にミスをした山口にツッコミを入れることでその場を上手く盛り上げる東山の姿からは、「先輩の優しさ」が垣間見られたのだ。